男性育児休暇を取って後悔したこと
こんにちはKYUKATORO(休暇取ろう)です。
本日は男性育児休暇を取って後悔したことについて紹介しようと思います。
結論
育児休暇は取ったほうが良い!!
もちろん育児休暇によって得られるメリットのほうが多いのは確かです。
が、取ったらとったで不満げ出るのが人間。私が感じる不満について紹介します。
育児休暇を取得しようか悩んでいる方も、この記事を読んでいただき起りうるデメリットを理解したうえで育児休暇を取得したほうが後々のストレス軽減につながりますね。
- 育児(家事)分業が難しい
- ルーティーン化が難しい
- 世間の目が痛い
- 漠然とした不安
- お金の心配
育児(家事)分業が難しい
私自身、子育てや料理・洗濯などの一通りの家事は嫌いでもなく人並みにはできるほうだと思います。また、家事をすることに対しての抵抗感も大きくありません。育児休暇以前の共働き時にも帰宅後に急いで夕食を作ったり、休日の朝に家じゅうの掃除を行ったりしていました。
育児休暇が始まり、今まで以上に家事を頑張ろうと妻に相談し、
家事の分担をすることにしました。
ちなみに我が家は
妻 朝食、夕食、長男ピアノ
夫(私) 掃除、洗濯、昼食、長男の保育園送迎、長男勉強、お風呂
といった感じになりました。
子守り、子供の食事、子供の病院…など
はっきり決まっていないものがたくさんあります。
そうです。
家事を細分化して
分業することはめちゃくちゃ難しいのです。
実際、決め手は決めたものの
現在は気づいた方がやったり、両方やっていなかったりします。
いざ自分がやろうとすると妻がやってくれていたり、
妻がやるのを待っているより自分がやったほうがよかったりするのです。
我が家は産後半年以上経過していますので気になりませんが、
妻の体調も産後は不安定なので完全に分業するのは難しいです。
場合によってはケンカのもとになると思うので結構ひやひやものです。
思い切って
授乳以外の家事は自分が全部やる!!
くらいの気持ちのほうが気が楽だし、
妻が手伝ってくれた時の感謝の気持ちが増すので、よいと思います。
ルーティーン化が難しい
子どもは日によって、
機嫌がよかったり、悪かったり…
ウンチが多かったり、全然しなかったり…
お昼寝が長かったり、短かったり…
というように決まった動きをしてくれません。
「朝〇時に起きて、〇時から××をして…」
みたいな予定は基本成立しません。
「よし子供が寝た!!○○しよう!!」
みたいなのは、たいてい失敗します。
とはいえ、せっかくの休暇。やりたいことがたくさんあるはずです。
そんなとはやはりながら○○が一番です!
映像系は代表格です。Netfliks、Primeビデオ、You Tube....
とたくさんのコンテンツが今は充実していますね。
単純に映画やドラマを見るだけだと途中で子どもにリズムを崩されてしまうので、あくまでも「ながら○○」という感覚で視聴するのがオススメです。
例えば英語の学習かねて映画を英語で観る、もちろん字幕はつけておくけど、子どもをあやしている間は音声に集中し、何と言っているか考えたり、シャドウイングみたいにぶつぶつ繰り返したり…
でもやっぱりストーーリーがわからないと…という人は次の機会に戻して視聴するだけでいいですよね。
YouTubeでは仕事のスキルを向上させたり、コミュニケーション能力を向上させたり、株や投資信託などお金に関する知識を向上させたり…いろいろなコンテンツが充実していますね。子育てしている間にスキルアップしたいという人はこのようなYouTubeの使い方もオススメです。
とにかく子供中心の生活が続きますので、
自分のリズムは崩れて当然。
崩されるけど○○はできるようになった。みたいな感覚がよいです。
世間の目が痛い
育児休暇中は、長男の保育園送迎や保育園の後の公園遊び、ごみ捨て、買い物、宅配便の受け取りなど外出する機会があります。今までは7時に家を出て早くても18時ころまでは帰宅しなかった私が平日の日中にうろうろしていると「ん?」という目で見られることがあります。最近は在宅勤務をしている方も増えていますが、お昼の時間以外は家にいることが多いので地域の目から見るとすこし違和感を感じるようです。といっても私がそう感じているだけかもしれません。
あの人仕事クビになったのかな…
あの人メンタルやられて休んでるのかな…
あの人YouTuberにでもなったのかな…
なんて思われているような気もします。
中には「お休みですか?」と実際に聞いてくれる方もいます。
その質問…本当にうれしいです。
自信をもって「育休中なんです!」と答えています。
私はメンタルも強く、隠しているわけでも、
後ろめたい気持ちもないのでいいのですが
他人の目線が気になる方は負担と感じるかもしれません。
漠然とした不安
育児休暇が始まると自然に職場との連絡が希薄になります。
今まで当たり前のルーティーンだった朝礼や、イベントなどの情報が入ってこなくなります。職場の友人と連絡を取り合えばよいと思うのですが、一方はバリバリ働いている。他方は家で休暇中。となると休業中の分際で気軽に連絡するのも気が引けます。育児休業開始すぐは何度か仕事の連絡がきたのですが、それも次第に減っていきます。職場から特に連絡がないことは、良いこととは思うものの少し寂しい気もします。
また復帰後の不安も少しずつ増してきます。
- 朝の出勤に間に合うだろうか
- 一日の業務に耐えられるだろうか
- 週5日働けるだろうか
- 職場の仲間から冷たくされないだろうか
- 与えられた仕事をこなせるだろうか
など、少しずつ不安が増します。
休業前に覚悟したことなので、今頃どうこう言っても仕方ないとは思いますが、やはり少し気になるものです。
特に職場での人間関係には特別な不安を感じることがあります。
私の場合、職場(特に上司)に反対されながらなんとか取得に至った経緯があるので
「どうせ家でごろごろしていたんだろ」
「お前のせいでこんな仕事までやる羽目になった」
「別に戻ってこなくても大丈夫」
という目で見られるかもしれません。
私は昇進や昇給にはあまり興味がないのですが、このような人間の感情によって多少なり影響があるかもしれません。
私は私の子供たちにために育児休暇を取得したので
私の子供が良い思いをしてくれたら満足!!
そう考えるようにしています。
お金の心配
収入がなくなります。
もちろん育児休業手当金が67%出るのですが、数か月分まとまって入ってくるので育休開始1カ月半の私の口座には休業中なんの預入れもありません。
買い物や外出は以前と同様(コロナじゃなかったらもっと増えているかも)にしているので支出は増える一方です。カードの請求が毎月10万、住宅ローンの支払いが毎月15万…とみるみる残高が減少していきます。もともと貯金より投資にお金を回しており、預金額が少ないので学生時代以来の感覚です。これほど大きなお金の動きがあったのかと改めて感じました。
しばらく我慢すれば…とは思うものの手元に自由に使えるお金がないのは心配です。
このように長々と育児休暇のデメリットを書いてきましたが、
デメリットよりメリットのほうが100億万倍多い育児休暇です。
初めにこのようなデメリットを少しだけ知って、心の準備をしておくのがベターですね。
以上
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。