男性育児休暇2カ月の振り返り(自分の成長編)
こんにちはKYUKATOROU(休暇取ろう)です。
4月1日より取得している育児休暇が2カ月経過しました。
それなりに忙しい日々を過ごしているつもりですが、残りの休暇をより充実したものにするためにも、紹介していこうと思います。
【2カ月での変化】
- 子供の成長について
- 家族の成長について
- 自分の成長について(今回はこれ!!)
自分の成長について
家族の一員としての自覚
家にいる時間が長くなると家族の一員としての自覚が増します。これまでは朝から晩まで仕事に出ていたので、帰ってからも夕食、入浴、子供の世話…と、なんとか妻の手助けをする程度で、十分な家事をこなすことができていませんでした。時には夕食を食べてソファーで寝てしまい、朝を迎えることもありました。
現在は家族の一員として家事を率先してしたり、子供との遊び時間に集中したり、子供の話をよく聞いたりできるようになりました。
『子供の目を合わせて話聞いていなかったな』
『ましてや、嫁と目を合わせるなんて…』
ゆっくり時間をかけて向き合うことで、子供の安心や家庭の安定につながるのだとわかりました。朝食や夕食は必ず4人そろって食べることもできるし、お風呂も3人(私、妻、長男)で一人(二男)を入れています。
子供たちや家族にとって、この時間は一生の中でも、かけがえのない時間になってくれるのだと思います。
心に余裕があるからこそできることだと実感しました。
自分の仕事を客観的に見れる
我が家の近くには小学校があり、普段からチャイムの音がよく聞こえます。また、体育館から先生の掛け声や子供たちの声が聞こえてきます。登下校の時間には子供たちがにぎやかに帰っていく様子も見られます。
教師として仕事をしているときはクラスの子供たちに腹を立てたり、同僚や上司に腹を立てたりすることもありました。子の育児休暇の期間を過ごす中で、気づいたことがありました。
『10年も仕事をしていると、学校という場所が「職場」になっていた』
近所の子どもたちを見ていると、生き生きとした様子で学校に通っていきます。学校という場所は子供にとって「生活の中心」であり、「楽しい場所」であるということが伝わってきます。
『大変だった教師としての仕事の醍醐味は子供たちの笑顔だった』
ということに気づくことができました。
楽しい学校生活を送るには、教師も子供も元気であることが一番大切です。心身ともに元気に過ごすことを忘れてはいけないのです。そのためには休暇を取ったり、リフレッシュしたりすることも必要なことなのです。
正直言うと、
「(もし働いていたら)今頃○○してるんだよなー。」とか「(自分がいないうちに)職場も変わっているんだろうなー。」など不安を感じることもありますが、気にしないようにしています。
スキルアップができる
育児休業中に将来に還元できるスキルが欲しいと考え
- DMM英会話
- ジム
- 簿記3級
- 読書
- 超小規模農業
を始めました。毎日少しずつ時間を作りコツコツと進めています。英会話やジムは特に頭をつかわなくても継続できますが、簿記などの資格取得は難しい問題もあるので継続が難しいと感じることもあります。さっさと試験受けてしまえばいいのですがもう少し勉強したほうが…と弱気になっております。
詳しくは別記事で紹介しますが、一つ一つの学習、トレーニングが自分のスキル向上につながっている実感があります。復帰後に直接役に立つかは別にして、「やればできる!!」という経験をすることができています。
以上、男性育児休暇2カ月の振り返り(自分の成長編)でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
男性育児休暇2カ月の振り返り(家族の成長編)
こんにちはKYUKATOROU(休暇取ろう)です。
4月1日より取得している育児休暇が2カ月経過しました。
それなりに忙しい日々を過ごしているつもりですが、残りの休暇をより充実したものにするためにも、紹介していこうと思います。
【2カ月での変化】
- 子供の成長について
- 家族の成長について(今回はこれ!!)
- 自分の成長について
家族の成長について
子どものことをよく知れる
家族と過ごす時間が増加すると自然と話す時間が増加し、お互いの相互理解が深まります。我が家の長男(5歳)は保育園に通っていますが、日々の会話の中で保育園での様子がよく伝わってきます。
- 誰と遊んでいるか
- 今日の活動は何か
- 何をうたっているか
- 最近の流行は何か
- 先生との会話の内容
- ○○くん(ちゃん)は何が得意
- できるようになりたいことは
このように聞けば聞くほど話は出てくるし、毎日聞いていれば子供のほうから報告をしてくれるようになります。話の中で本人のできたことや、ほめられたことも自然と出てくるので家庭でも2重3重にほめてあげると、調子に乗って次もまた話してくれます。もちろん話の中に悪事が隠れていたり、叱られたことが含まれていたりもするのでその都度反省し、次につなげていきます。
年齢を重ねるにつれ、保育園や学校の様子を話さなくなると思うので早い段階から普段の様子を話し合える環境をつくっています。
親のことをよく知れる
子どもの話を聞いていると、逆に質問返しが来ます。例えば
- パパ(ママ)の小さい頃のはなし
- パパ(ママ)の小学生からのはなし
- パパ(ママ)のお仕事のはなし
- パパ(ママ)の友達のはなし
- パパ(ママ)の結婚のはなし
- こどものでき方のはなし
最後のはちょっと恥ずかしいですが、どの話も基本的に嘘はつかず正直に答えています。中には子供に話したくない話もありますが、良い話も悪い話も話すようにしています。特に悪い話は武勇伝にならないように気を付けていますが…
子ども自身両親の話を聞いて自分と比較したり目標にしたりと自分で考えている姿が見られます。『パパみたいにビールいっぱい飲めるようになりたい!!』は『う、うん。』って感じです(笑)
せっかく30ウン年も過ごして、良い思いも悪い思いもしているので教えておけばもっとレベルの高い成功も失敗もしてくれるのではと期待しています。
生活リズムが一緒になる
基本のリズム
5:00 起きる(私だけ)
7:00 朝食
8:30 保育園送り・学習開始
9:30 英会話
10:30 ジム
12:00 昼食
13:00 あそび(二男と)
14:00 子育てしながらできること
15:30 保育園迎え
16:00 あそび(長男と)
17:00 風呂
18:00 夕食
19:00 だんらん
20:00 就寝
ポイント① 5時起床
毎朝5時に起床して簿記3級の学習、読書をしています。
簿記の学習は、もともとお金に興味があったので、自分の資産形成につなげようと考えています。試験は会場に行きさえすればほぼ年中無休で受けれるそうなのでぼちぼち受験しようかと思っています。
読書は自己啓発本が多いです。教師には多様なスキルが求められるので、いろいろなジャンルの本を読もうとしていますが、やはり好みが偏ります。子育て指導法に関する本だけでなく、経済、PC、カメラ、鉄道などがメインです。
子どもたちが7時に起きてくるのでそれまでの2時間は静かな環境で集中して行うこともできます。
ポイント② 家事は子供の機嫌がよい時間に行う
我が家の子供たちはよく寝たあとと、よく食べた後は機嫌がよく、勝手に一人遊びをしています。
・朝食後~保育園送り
朝食の片づけ、掃除機、洗濯たたみ(うちは夜洗濯派です)、昼食・夕食の仕込み、布団干し
・夕方(おやつの後)~保育園迎え
夕食の準備
・夕食後~就寝
夕食片付け、ゴミ出し準備、洗濯、朝食の準備、就寝準備
どの作業も30分以内に終わるようにしています。この時間は夫婦そろってガンガン家事を進めます。後ろに次の予定が決まっているほうが時間に追われてだらだらしなくなります。時間があるときは読書したり、勉強したり、ジム行ったり…と自分のしたいことを自由に行います。これをルーティーン化できるように頑張っています。もちろんその通りに行かない日もたくさんあります。
ポイント③ 就寝は子供と同じ時間
私の生活の大きな変化として良い効果を生み出したことは、就寝時間を子供と同じにしたことです。今までは子供を9時までに寝かしつけ、そのあとお酒を飲みながらテレビを見たりYouTubeを見たりして過ごしていました。仕事をしていると日々の疲れや、ストレス解消のために必要な時間と考えていました。しかし、そのまま寝落ちして夜中に起きてコンタクトを外したり、歯磨きしたり、また寝れなくなって次の日眠かったり…さらにストレスのたまる生活を繰り返していました。
そこで思い切って9時(早いと8時半)に一緒に就寝するようにしました。初めは子供より先に寝てしまって子供が寝れず起こされたり電源コード引き抜かれたり(笑)しましたが、子供もこの習慣に慣れ、親が寝た後に勝手に寝ています。
寝かしつけをしていた頃は子供がなかなか寝なくてイライラしたり、寝かせるために抱っこしたり大変でしたが、そのような心配はなくなりました。
目標の共有ができる
- 私たちの目標
私 家族と長い時間を過ごし良い思い出づくりをする
妻 家族でいろいろなところへ出かける
長男 大きくなった次男と一緒に遊ぶ
二男 ??(ごはんたべる・あそぶ)
会話の中でそれぞれの目標について話すことができるようになりました。ここに書かれた目標以外にもその都度小さな目標が出てきます。
例えば逆上がりができるようになりたい。遊園地に行きたい。BBQがしたい…など。
それぞれの目標を共有することができるとそれが達成できるように周囲がサポートすることができます。
例えば
「逆上がりができるようになりたい」
↓
「公園で練習しよう」
↓
「公園に行くための時間を確保しよう」
↓
「家事を早く終わらせよう(手伝おう)」
といった様子で一人の目標達成に向けてそれぞれが自分ができることを行うことができます。特に長男も5歳でまだ小さいので親からのサポートにも喜んでくれるし、自分から積極的にお手伝いに励んでくれます。そもそも本人に「お手伝い」という感覚はなく、自分のために必要なこととして行動しているようです。
そんな私たちの休暇中の一番大きな目標は
『みんなで北海道に行く!!』
です。コロナ渦の中ですが、家族みんなで協力して目標達成を目指したいと思います。
以上育児休暇2カ月で家族が成長できたことです。
残りの休暇中もお互いを大切に思える家族になっていきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
男性育児休暇2カ月の振り返り(子供の成長編)
こんにちはKYUKATOROU(休暇取ろう)です。
4月1日より取得している育児休暇が本日をもって2カ月経過しました。
経過について記します。
早いものであっという間の2カ月になりました。
それなりに忙しい日々を過ごしているつもりですが、残りの休暇を充実したものにするためにも紹介していこうと思います。
- 子供の成長について(今回はこれ!!)
- 家族の成長について
- 自分の成長について
子供の成長について(0歳8カ月)
- 髪が伸びた
髪の毛が伸びて寝グセがすごくなりました。
耳元、襟足の髪の毛がカールしています。
- 痩せた
ハイハイのスピードが3倍くらいに向上しました。
家の隅々まで探検し、空いている扉や収納があると緊急出動します。
特にザルが好きです。
お腹周りのお肉がどれ、腕やモモが少し硬くなりました。
- つかまり立ちができるようになった
座っている親のモモを握って(つねる)立ち上がります。(激痛)
ローテーブルに物がおけません。
本棚から本が消えました。
アレクサ(Echo Show5)から急に音楽が流れます。
録画用ハードディスクのUSBが抜けて録画に失敗しました。
机の角に頭をぶつけて号泣します。
- 自分の名前がわかるようになった
名前を呼ばれると一時停止します。
振り返ったり、戻ってくるのはご飯の時だけです。
本名で呼ぶと止まりません。(○○ちゃんのみ)
聞こえていないのか無視しているのかわかりません。
- しゃべるようになった
家族の会話に入ってきます。
お腹がすくとママ(なんとなく)という。
眠たいとパパ(なんとなく)という。
小木曽次長のように机をボンボンたたきならら話します。
怒った時はぶぅ~と唾を飛ばします。
- 甘えん坊になってきた
親が長男と遊ぶと怒ります。
抱っこじゃないと寝なくなってきました。
手を挙げて抱っこアピールをします。
薬をぬった顔を親の服で拭ってきます。
- 突発性発疹にかかった
高熱(39.2℃)が出ました。
病院で個室に案内されました。
全身真っ赤に発疹が出ました。
冷えピタを5回はがされました。
うんちテロが起きました。
子供の成長について(5歳9カ月)
- 赤ちゃん返りをしている
次男と遊んでいると不機嫌になります。
次男が遊べないもので遊びます。
高いところで遊んで見せびらかします。
親の見ていないところで意地悪をします。
外出すると急にお兄さんぶります。
- 母に怒られる
鼻をほじって怒られます。
食事中に足をガンガンしておこられます。
公園で靴下を脱いで怒られます。
朝の準備が遅いと怒られます。
ついでに父も怒るタイミングが遅いので怒られます。
- 逆上がりができるようになった
身長よりも高い鉄棒でもできるようになりました。
公園にある懸垂用の器具にも上っていきます。
同級生にわかりやすく自慢しています。
連続逆上がりはで練習しないと公言しています。
- 友達と遊ぶようになった
保育園から帰ると必ず公園に行きます。
いつメンが必ずいます。
友達からお菓子をもらうくせに、自分のお菓子は持っていきません。
家親でと遊ぶより友達のほうがよいそうです。
親の監督なしの一人で遊ぶのは怖いそうです。
- 保育園が好きすぎる
保育園楽しくてしょうがないそうです。
給食がおいしいそうです。(本人ランキング1位)
日曜日になると早く保育園に行きたいと言います。
クラスの中で走るのが一番早いようです。
先生が好きすぎるそうです。
- LaQにハマる
LEGOより面白うそうです。
パーツが細かいので下の子が誤飲しないか心配です。
2時間くらいおとなしくしててくれます。
ご飯を食べるのを忘れます。
LEGOより高いです。
大人も楽しめます。
たった2カ月でもじっくり子供と向き合っているとどんどん成長していることがわかります。これも育児休暇を取得して時間が生まれたが故。
ありがとうございます!!
男性育児休暇取得の前にしておくこと【職場編】
こんにちはKYUKATORO(休暇取ろう)です。
今回は男性の育児休暇の取得前にしておく事前準備(仕事編)について、私自身の経験を取り入れながら書いていこうと思います。
育児休暇は仕事をしている(定義は細かい)誰もがとることのできる権利です。
パートナーの妊娠、出産、そして子育てに携わるのは男女かかわらず親の責務です。
そこに男性も女性も関係ありません。お互いが手を取り合い、子供に向き合うことが大切です。
現在のところ、男性が育児休暇をとることは一般的ではなく、前例のない職場や取りにくい雰囲気の職場も多くあると思います。
しかし、子供の成長は待ってくれません。「今年は忙しいから来年にしよう」という問題でないことはご理解いただけると思います。
ということで、職場にも自分自身にも負担の少ない育児休暇取得のポイントについて述べていきます。
重要なポイント
- 事前の根回し
- 上司への報告のタイミング
- 同僚への報告のタイミング
事前の根回し
育児休暇(特に男性)を取得することは職場に対して少なからず影響を与えます。自分が受け持っていた仕事を誰かに任せる必要があるからです。そのためにはある程度事前の根回しが必要になります。それでは事前の根回しについて紹介します。
子どもが生まれる前から
「子供生まれたら産休とる!」と公言しておく
これは最重要といっても過言ではないでしょう。何もない状態から「子供ができたら休むかも」という伏線を引いておくことができるのです。こののように普段から言っておくことで、彼女ができた、結婚した、妻が妊娠したといった人生のタイミングで周囲から「育休とるの?」という質問を引き出すことができるのです。上司も子供ができていきなり「育休取得します」という割れるより事前から心の準備ができるわけです。
自分にしかできない仕事はなくしておく
育休取得を消費から引き留められて心が揺れるセリフNO.1は「〇〇の仕事は君がいなくなったらどうするんだい。」です。
しっかり働いている人(筆者はそんなにしっかり働いていません)ほど
・あなたが担当している案件
・あなたしかもっていないスキル
・あなたが担当している顧客…
とたくさんの不安要素を抱えていると思います。このような仕事を事前から部下や同僚と共有しておくことが大切です。中には自分一人で成し遂げたい仕事もあるとは思いますが、育児休暇の取得はチームあってこその権利です。普段から職場の仲間と情報共有し、信頼関係を構築しておくことであなたの抜けた穴をチームがカバーしてくれることでしょう。これはお互い様なので、ほかに休暇取得希望者がいる場合はあなたも率先して仕事のカバーに回ってあげればよいわけです。
とはいえ超一流スポーツ選手や超一流職人でもない限り、あなたの仕事は他の誰でもできる仕事がほとんどです。政治家の小泉新次郎氏も育児休暇の取得ができたわけですから。今まで頑張って働いてきた仕事を軽視するわけではありません。ただの選手交代、補欠にかわる。ただそれだけです。
普段から有給休暇を使い休む練習をしておく
普段から有給休暇等を利用し、休む習慣をつけておくとよいでしょう。突然育児休暇で何日も休むのは職場にとっても自分にとっても不安や負担が増します。普段から積極的に休暇を取得し、自分がいないときにおこるトラブルやその対処法を知っておくことで長期休暇に備えることができます。
休暇についての下調べをしておく
ひとえに休暇といっても様々な種類があります。有給休暇の他にも、法律で定められている休暇があります。これらを「法定休暇」と呼び、有給休暇以外の法定休暇には、産前産後休業、育児休業、子の看護休暇、生理休暇、介護休業・休暇があります。また働いている職場によってはこの他にもたくさんの休暇があるはずです。労働組合が作成した冊子を見ると書いてあることが多いです。特に出産前後にかかわる休暇は多く充実しており、上司や人事も把握していないことがたくさんあります。他人任せにせず、自分の休暇はどれに当てはまるのかをしっかり調べておくことが大切です。
上司への報告
とにかく早く報告するほうがよいでしょう。育児休暇取得のために勤務先は様々な書類の作成や、給与等の手続があります。ギリギリのタイミングでは職場の負担が増え、職場から気持ちよく送り出してもらうことができません。
妊娠がわかった時点、出産予定日が確定した時点、安定期に入ってからと報告タイミングは様々ですが、上司へは妊娠が確定した時点で報告しておくことが大切です。「まだ同僚にはだれにも伝えていないのですが、育児休暇の取得を考えています。」と言えば上司も秘密を守ってくれるはずです。万が一お子さんと出会うことができなくても上司が守秘義務を守ればよいだけです。
妊娠期間が過ぎていく間にも「順調に成長しているようです。」「〇日より入院が決まりました。」と細かく状況を伝えていくことも大切なコミュニケーションであり、より良い関係を作るための手段となるでしょう。
とはいえ、育児休暇の取得に向け、一番の障害となるのが上司でしょう。
理解の早い上司ならよいのですが、旧態依然の考えの上司も多く、「男性に育児休暇は必要ない」と考えている人も多いのが現状です。筆者自身も何度も呼び出され、「育休取得は必要か」「職場で気には大変苦しい」とこれはパワハラだろ。と思うほど何度も説得をされました。
同僚への報告
同僚への報告はなるべく遅いほうがよいでしょう。40代後半、50代の方々は男性女性にかかわらず育児休暇に対しての理解が十分とは言えません。彼らは育児休暇という制度(ましてや男性、女性の両方の育児休暇)を利用してこなかった制度で、「仕事を休んで子育てとは何事か!私の若いころは土日でも仕事に励んでいたぞ!」と言わんばかりです。
上司という立場になるとそのような発言がパワハラやマタハラとなりますが、同僚ではハラスメントになりません。そのような態度を取られたり陰口をたたかれたりする中での仕事は精神的にも大変なので気を付けたほうがよいでしょう。
私の経験では一番文句を言っていたのは50歳前後の女性でした。(おそらく、旦那様のサポートもない中で、おひとりで子育てをされたのだと思います。)一方、20代30代の方(特に女性)は非常に理解が早く、ほとんどの方が話した瞬間に育児休暇の取得を応援してくれます。(おそらく、多くの方が男性女性両方の育児休暇取得を望んでいるのでしょう)
このようなことから同僚への報告はなるべく遅いほうがよいと思います。しかし、先述したような仕事の引継ぎができない状況や、秘密にしすぎて十分なコミュニケーションが取れない状況になってしまっては本末転倒なので、遅くても1カ月前には伝えておくほうがよいでしょう。
以上育児休暇前にしておくとよいことについて紹介しました。
もっと言いたいことや、私自身のエビソードがたくさんあるので随時更新していきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
週3回のジム通いが体にもたらす効果(1カ月)
こんにちはKYUKATORO(休暇取ろう)です。
今日は現在休暇中に通っているジムとその経過について紹介します。
私の一日のルーティンはこちら
このように朝5時に起床し、なるべく育児参加できるように一日を過ごしているのですが妻から許可をもらいジムに通っています。
今までの俺
育児休暇前の私にジムに行く時間はありませんでした。帰宅後は子供の風呂や食事、妻の負担を減らすべく家事の手伝いとあっという間に時間が過ぎていきました。
昨年には勤務校も変わりストレスが溜まったせいかお腹や背中まわりに脂肪がつき、パンツのゴムの上にお肉が乗っかるようになりました。
なんでジムに通うの?
理由はたった一つ!!
好きなものを好きなだけ食べたいから!!
昔から大の炭水化物好き。特に麺類は大盛では足りなくて、よく次郎系のラーメンで400g、500g(ゆでる前)…と面を摂取しまくっていました。
また、毎日の晩酌ではビール2本にハイボール5杯が基本。夕食が終わっても飲み続けつまみとしてスナック菓子やチョコレートをむさぼっています。
体に良くないとはわかっています。でも仕事が終わったら我慢せずに自分の好きなように食べ、飲みたい!!
じゃあ摂取した分だけ消費すればいいわけで育児休暇中にジム通いをすることになりました。
どのくらいのペースで通うの?
ジムに通い始めて2カ月が経過しようとしていますが大体週3回くらいのペースで通っています。初めのころは週5で通っていたのですが体への負担が大きく筋肉痛が治らないまま次のトレーニングするのは逆効果なので現在の週3回のペースです。
何してるの?
①上半身中心にウエイトトレーニングを30分程度
少し重いな。と思うくらいの重量で15~20回を3セットずつやっています。
②スイム500m 15分程度
200m→200m→100mの順に泳ぎます。インターバルは1分程度。
高校の時、水泳部だったのにマジでしんどい。
③シャワーお風呂 10分程度
張っている筋肉をもみほぐしながらゆっくりつかります。髭剃り禁止なのが残念。
効果は?
- 胸板が厚くなった
- 胸の筋肉が上に行った(バストアップ?)
- 腕が太くなった
- 姿勢がよくなった
- 腰痛が軽減した
- 寝つきがよくなった
- 家でのお風呂時間が短縮された
- 相変わらず好きなものを好きなだけ食べ、飲んでいます
育児休暇による欲望の変化
人間は欲深き生き物です。
「食べ(飲み)たい、痩せたい、休みたい、楽したい」といった欲求に順位付け滋賀なら生きています。
育児休業前
食べ(飲み)たい→休みたい→楽したい→痩せたい
やはり仕事による身体的、精神的負担が大きく、自分の健康状態を維持するより食べることが優先されます。痩せることは『別に暇ならやります。』くらいの感覚でした。
育児休業中
食べ(飲み)たい→痩せたい(健康維持)→楽したい→休みたい
休業中は規則正しい生活を心がけ、毎日9時には寝るようになりました。すると睡眠時間が充実し、日中の時間に余裕が生まれます。時間が生まれると自分の健康状態を維持するために何をすべきか考えるようになり、それが行動に代わっていきます。結果健康な体は日々の暮らしを充実させ、少ない時間で効率的に家事を済ませ、読書や学習など自己投資への時間が生まれてきます。
このように、ジムに通い続けることで私の健康への意識は日々向上しています。体のことを考えることで睡眠時間や食事にも変化をもたらしてくれるようになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
男性育児休暇を取って後悔したこと
こんにちはKYUKATORO(休暇取ろう)です。
本日は男性育児休暇を取って後悔したことについて紹介しようと思います。
結論
育児休暇は取ったほうが良い!!
もちろん育児休暇によって得られるメリットのほうが多いのは確かです。
が、取ったらとったで不満げ出るのが人間。私が感じる不満について紹介します。
育児休暇を取得しようか悩んでいる方も、この記事を読んでいただき起りうるデメリットを理解したうえで育児休暇を取得したほうが後々のストレス軽減につながりますね。
- 育児(家事)分業が難しい
- ルーティーン化が難しい
- 世間の目が痛い
- 漠然とした不安
- お金の心配
育児(家事)分業が難しい
私自身、子育てや料理・洗濯などの一通りの家事は嫌いでもなく人並みにはできるほうだと思います。また、家事をすることに対しての抵抗感も大きくありません。育児休暇以前の共働き時にも帰宅後に急いで夕食を作ったり、休日の朝に家じゅうの掃除を行ったりしていました。
育児休暇が始まり、今まで以上に家事を頑張ろうと妻に相談し、
家事の分担をすることにしました。
ちなみに我が家は
妻 朝食、夕食、長男ピアノ
夫(私) 掃除、洗濯、昼食、長男の保育園送迎、長男勉強、お風呂
といった感じになりました。
子守り、子供の食事、子供の病院…など
はっきり決まっていないものがたくさんあります。
そうです。
家事を細分化して
分業することはめちゃくちゃ難しいのです。
実際、決め手は決めたものの
現在は気づいた方がやったり、両方やっていなかったりします。
いざ自分がやろうとすると妻がやってくれていたり、
妻がやるのを待っているより自分がやったほうがよかったりするのです。
我が家は産後半年以上経過していますので気になりませんが、
妻の体調も産後は不安定なので完全に分業するのは難しいです。
場合によってはケンカのもとになると思うので結構ひやひやものです。
思い切って
授乳以外の家事は自分が全部やる!!
くらいの気持ちのほうが気が楽だし、
妻が手伝ってくれた時の感謝の気持ちが増すので、よいと思います。
ルーティーン化が難しい
子どもは日によって、
機嫌がよかったり、悪かったり…
ウンチが多かったり、全然しなかったり…
お昼寝が長かったり、短かったり…
というように決まった動きをしてくれません。
「朝〇時に起きて、〇時から××をして…」
みたいな予定は基本成立しません。
「よし子供が寝た!!○○しよう!!」
みたいなのは、たいてい失敗します。
とはいえ、せっかくの休暇。やりたいことがたくさんあるはずです。
そんなとはやはりながら○○が一番です!
映像系は代表格です。Netfliks、Primeビデオ、You Tube....
とたくさんのコンテンツが今は充実していますね。
単純に映画やドラマを見るだけだと途中で子どもにリズムを崩されてしまうので、あくまでも「ながら○○」という感覚で視聴するのがオススメです。
例えば英語の学習かねて映画を英語で観る、もちろん字幕はつけておくけど、子どもをあやしている間は音声に集中し、何と言っているか考えたり、シャドウイングみたいにぶつぶつ繰り返したり…
でもやっぱりストーーリーがわからないと…という人は次の機会に戻して視聴するだけでいいですよね。
YouTubeでは仕事のスキルを向上させたり、コミュニケーション能力を向上させたり、株や投資信託などお金に関する知識を向上させたり…いろいろなコンテンツが充実していますね。子育てしている間にスキルアップしたいという人はこのようなYouTubeの使い方もオススメです。
とにかく子供中心の生活が続きますので、
自分のリズムは崩れて当然。
崩されるけど○○はできるようになった。みたいな感覚がよいです。
世間の目が痛い
育児休暇中は、長男の保育園送迎や保育園の後の公園遊び、ごみ捨て、買い物、宅配便の受け取りなど外出する機会があります。今までは7時に家を出て早くても18時ころまでは帰宅しなかった私が平日の日中にうろうろしていると「ん?」という目で見られることがあります。最近は在宅勤務をしている方も増えていますが、お昼の時間以外は家にいることが多いので地域の目から見るとすこし違和感を感じるようです。といっても私がそう感じているだけかもしれません。
あの人仕事クビになったのかな…
あの人メンタルやられて休んでるのかな…
あの人YouTuberにでもなったのかな…
なんて思われているような気もします。
中には「お休みですか?」と実際に聞いてくれる方もいます。
その質問…本当にうれしいです。
自信をもって「育休中なんです!」と答えています。
私はメンタルも強く、隠しているわけでも、
後ろめたい気持ちもないのでいいのですが
他人の目線が気になる方は負担と感じるかもしれません。
漠然とした不安
育児休暇が始まると自然に職場との連絡が希薄になります。
今まで当たり前のルーティーンだった朝礼や、イベントなどの情報が入ってこなくなります。職場の友人と連絡を取り合えばよいと思うのですが、一方はバリバリ働いている。他方は家で休暇中。となると休業中の分際で気軽に連絡するのも気が引けます。育児休業開始すぐは何度か仕事の連絡がきたのですが、それも次第に減っていきます。職場から特に連絡がないことは、良いこととは思うものの少し寂しい気もします。
また復帰後の不安も少しずつ増してきます。
- 朝の出勤に間に合うだろうか
- 一日の業務に耐えられるだろうか
- 週5日働けるだろうか
- 職場の仲間から冷たくされないだろうか
- 与えられた仕事をこなせるだろうか
など、少しずつ不安が増します。
休業前に覚悟したことなので、今頃どうこう言っても仕方ないとは思いますが、やはり少し気になるものです。
特に職場での人間関係には特別な不安を感じることがあります。
私の場合、職場(特に上司)に反対されながらなんとか取得に至った経緯があるので
「どうせ家でごろごろしていたんだろ」
「お前のせいでこんな仕事までやる羽目になった」
「別に戻ってこなくても大丈夫」
という目で見られるかもしれません。
私は昇進や昇給にはあまり興味がないのですが、このような人間の感情によって多少なり影響があるかもしれません。
私は私の子供たちにために育児休暇を取得したので
私の子供が良い思いをしてくれたら満足!!
そう考えるようにしています。
お金の心配
収入がなくなります。
もちろん育児休業手当金が67%出るのですが、数か月分まとまって入ってくるので育休開始1カ月半の私の口座には休業中なんの預入れもありません。
買い物や外出は以前と同様(コロナじゃなかったらもっと増えているかも)にしているので支出は増える一方です。カードの請求が毎月10万、住宅ローンの支払いが毎月15万…とみるみる残高が減少していきます。もともと貯金より投資にお金を回しており、預金額が少ないので学生時代以来の感覚です。これほど大きなお金の動きがあったのかと改めて感じました。
しばらく我慢すれば…とは思うものの手元に自由に使えるお金がないのは心配です。
このように長々と育児休暇のデメリットを書いてきましたが、
デメリットよりメリットのほうが100億万倍多い育児休暇です。
初めにこのようなデメリットを少しだけ知って、心の準備をしておくのがベターですね。
以上
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。